「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」が、2001年に7月15日施行され、国が中心となって、PCB廃棄物処理の体制を整備することになりました。
この法律により、事業者様は絶縁油中のPCB含有分析を行いPCB混入の可能性の有無を確認する必要があります。分析結果でPCB濃度が0.5㎎/㎏を超える場合は、2027年3月31日までに処分するPCB廃棄物(特別管理産業廃棄物)に該当します。
保管事業者様は、対象機器の届出・適切な保管・処分が必要になります。
1991年以降製造のものは原則PCBの混入はないとされております。しかし、PCBに汚染した機材での絶縁油の継ぎ足し等の理由で、PCBに汚染されている機器が検出されています。PCBの混入が証明できない場合は、早期の分析をお勧めいたします。
- ■基準値
- 0.5㎎/㎏以下であるときは、PCB廃棄物に該当しない(環廃産発第040217005号)
- ■絶縁油中PCB分析方法
- 絶縁油中の微量PCBに関する簡易測定法マニュアル 3.2.1
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- お問い合わせ
お問い合わせフォームまたはお電話からお気軽にお問い合わせください。 - お見積り作成
お問い合わせいただいた内容で概算のお見積りを作成します。 - ご依頼
分析検体の情報を頂き、分析試料をご郵送ください。
(サンプル容器は事前にお送りします。) - 測定・分析
お送りいただいた試料を分析し、ご報告いたします。
- お問い合わせ
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PCB処理期限は、2027年3月31日までです。期限がまだ先とお考えでしょうが、PCB処理ができる企業は実際にはそれほど多くありません。国内のPCB廃棄物の数量から算定すると計画的に処理を検討していくことが、期限までに処分するための重要事項になります。
弊社は、処理能力の高いオオノ開發(株)と連携し、小型から大型問わず低濃度PCB廃棄物の処理をサポートしています。
今後もお客様の安心・安全な低濃度PCB処理ができるよう、ご提案致します。オオノ開發株式会社 概要 PBC専用貯蔵タンク 300kl(150kl × 2基) 施設保管容量 約600台(1t前後の変圧器)ドラム缶660本 処理能力 絶縁油
変圧器(500kg相当)
コンデンサ(100kg相当)23.3kl / 日
約100台 / 日
約50台 / 日トンネルキルン炉
大型バッチ炉 ロータリーキルン焼却炉 PCB専用貯蔵タンク(150kl×2基)
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お客様のニーズに合わせて最適なご提案を致します。
低濃度PCB(微量PCB)廃棄物は長期保管されてますと、お客様の費用はもちろん、漏洩のリスクが伴います。弊社ではお客様の処理費低減やリスク低減のために、搬出作業・処理をトータル的にサポートいたします。
弊社は、ENEOS特約店として、絶縁油納入をはじめ、絶縁油保管・移送や変圧器分析・変圧器処分など、変圧器にかかわる業務に長年携わり、培った知識・経験・ノウハウで、PCB分析から搬出作業・処理及び完了報告まで、お客様の安心・安全は低濃度PCB処理のご提案をさせて頂きます。 - ■よくある事例
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・所有の変圧器・コンデンサにPCBが含有しているかわからない。
・PCB廃棄物置き場に長年、変圧器やコンデンサが保管されている。
・そもそもPCB廃棄物の保管がこれでよいのか。
・どこに処理を依頼したらいいかわからない。
・役所への届け出は必要なの?このような事例がございましたら、どうぞご気軽にご相談ください。 -
- お問い合わせ
お問い合わせフォームからご送信ください。電話でもお気軽にご相談ください。 - 情報確認
- (1) 保管事業者様確認
- (2) 分析の有無及び分析結果の確認
- (3) 対象物の荷姿・数量・保管状況の確認
- (4) 対象物の保管場所・現物確認
- (5) 予算取り等で見積が必要な場合は概算見積の提出
- 処理計画のご提案及びお見積り作成
- ・お客様のニーズに合った処理計画のご提案お見積り作成時には、
PCB分析報告書の写しが必要になります。 - ・情報確認の内容で委託業者の選定
- ・お客様のニーズに合った処理計画のご提案お見積り作成時には、
- 委託契約締結
- ・ご契約書(必要書類)の作成・締結
- ・運行計画書のご提出
- ・搬出日の調整
- 収集運搬作業
- ・対象物の搬出・運搬
- ・搬出する際にマニフェスト提出
- 受入・処理
- ・対象物の受入
- ・最終処分完了後、マニフェスト返却
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